講師インタビュー

心配しないでまずは受講してみてください。
3カ月でほとんどの生徒が
CAD利用技術者試験2級に合格します。

校長 木村治雄 / CADコース担当

1994年セントランス入社。以来、東芝にて原子力発電所設計、機器配置図、建築施工図業務に25年間従事。現在はセントランス本社にて新入社員技術教育(CAD)と社員フォローアップを行っております

25年間設計エンジニアとして従事。
お客様先で新人教育も任されていました。

――簡単に経歴を教えてください。
1994年にセントランスに入社し、大手電機メーカーで25年間にわたって設計エンジニアとして働いていました。おかげさまでお客様からの信頼もいただき、現場での新人教育も任されていました。2011年にセントランス学校が立ち上がったときに、それまで培った経験や知識を伝えてほしいといわれて講師を務めることになったのです。
――どんなことを教えているのですか?
CADコースを担当し、設計の基本を教えています。CADとは、computer-aided designの頭文字をとった言葉で、コンピュータを用いた設計のことです。昔は手描きで設計を行っていましたが、今はほとんどの設計でCADを使います。セントランス学校では、基本的なCADの操作方法から図面の見方まで、設計業務の現場でスムーズに対応できるスキルを身につけることができます。

人や社会に役立つ建物や機器を手がけられるのが設計の魅力です。

木村治雄
――木村先生にとっての設計の魅力とは?

やはり、自分で線を引いて作成した図面が、形となって残るということです。思い描いた姿が実体となって人や社会の役に立つことができますので、それをコントロールできるのは大きな魅力です。

もちろん、難しさもあります。建物でもプラントでも各種機器でもそうですが、使いにくさを感じさせてはいけません。また、先々のことまで想定する必要もあります。たとえば、メンテナンスをするときがそうです。配管が古くなって交換しなければならないとき、狭いスペースに何本も並んでいるようだと作業がしづらくなりますし、故障のリスクも高まります。たとえ設計基準には違反していなくても、さまざまな事態を考えて設計をしなければならないのです。責任は重いですが、非常にやりがいのある仕事です。

――設計する部分だけでなく、全体を把握する必要がありますね
そのとおりです。業務として設計を担当するのがたとえ一部分だけであっても、プロジェクト全体を俯瞰する視点は常に持っていなければなりません。設計業務というと、コンピュータに向かって一人で黙々と取り組んでいるイメージがありますが、実は現場のチームワークが重要な仕事なのです。

個々の興味・関心に合わせてカスタマイズするオーダーメイド教育を行います。

――セントランス学校で教えるとき、どのようなことを心がけていますか?
その時点の能力以上のことは求めませんし、無理なことはやらせません。面白さを感じなければ続きませんし、習得しようと思うこともできませんから、興味を引き出していくように心がけています。緊張せず気楽に取り組んでもらえるように、日常的な会話でほぐしていくのです。そうすると、どんなことに興味を持っているかがわかりますので、それに合わせた教え方をしていきます。
――中にはまったく予備知識がない人もいると思いますが。
文系出身者というだけでなく、コンビニやカラオケ店でのアルバイト経験しかない人も少なくありませんので、パソコンの電源の入れ方から教えるなど、一人ひとりに適した方法で知識や技術を習得してもらいます。個人差がありますので、それに合わせて進めるのは大変ですが(笑)。でも、そういう人たちも3カ月でお客様先に常駐できるレベルになりますし、ほとんどが3カ月以内にCAD利用技術者2級の資格を取得しています。
――知識ゼロから3カ月で資格取得!専門学校よりもすごいのでは。
私もそうですが、講師は現場で長年活躍してきた人ばかりですので、必要なポイントを絞り込んで教えることができるのです。また、普通の学校だとついてこれない生徒もいますが、セントランス学校は一人ひとりに合わせて学びを進めるので、どんな人でも必ず一人前になれるのです。

現場で求められる「挨拶」と「ホウ・レン・ソウ」の大切さも伝えます。

木村治雄
――技術以外の部分で教えていることはありますか?
先ほど、設計業務はチームワークが重要と申し上げました。現場の人たちと円滑にコミュニケーションできなければ仕事が成立しませんので、「挨拶」と「ホウ・レン・ソウ(報告・連絡・相談)」の重要性は折りに触れ伝えています。これらができないと仕事がうまく回りませんし、困ったときに誰も助けてくれません。派遣先のお客様ともよく話をしますが、「技術はいくらでも現場で覚えられるから、明るく元気な人に来てほしい」といわれることがほとんどです。
――最後に、セントランスに入社を希望する人へメッセージをいただけますか。
セントランス学校は宿題も一切なく、時間外の講義もありません。所定の就業時間内で学べば、必ず現場で通用する技術者になれます。やってみたいと思ったら、親切丁寧に教えますのでいつでも気楽に応募してください。何の心配もいりませんよ!